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おとぎ話 (ヤナーチェク) : ミニ英和和英辞書
おとぎ話 (ヤナーチェク)[おとぎばなし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

おとぎ話 : [おとぎばなし]
 (n) fairy-tale
: [はなし]
  1. (io) (n) talk 2. speech 3. chat 4. story 5. conversation 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

おとぎ話 (ヤナーチェク) : ウィキペディア日本語版
おとぎ話 (ヤナーチェク)[おとぎばなし]

おとぎ話》()は、レオシュ・ヤナーチェクチェロピアノのために作曲した室内楽曲1910年に作曲し、1923年に改訂された。なおヤナーチェクは同時期に、チェロとピアノのためのホ短調の小品《プレスト》を作曲しており、これが《おとぎ話》と前後して演奏・録音されることがある。
ヴァシーリー・ジュコーフスキー1783年-1852年)の詩『皇帝ベレンデイの物語』に基づいて作曲され、皇太子イワンが、許嫁である冥府の王女マリヤのもとに行って、結ばれるまでを題材としている。ヤナーチェクは物語を描写することは避けており、したがって本作を標題音楽と呼ぶことはできないが、全体的に暖かく親密で優美な情緒において、またチェロとピアノの組み合わせにおいて、イワンとマリヤの恋愛が音楽で表現されているものと見て差し支えない。同じく恋愛を題材としているとはいえ、後年の2つの弦楽四重奏曲《「クロイツェル・ソナタ」》と《ないしょの手紙》が個人的な価値観や経験を反映させ、激しい情熱と穏やかな至福とが交錯する主情的・主観的な作風を採るのに対し、《おとぎ話》はほのぼのした情感に貫かれ、表現も、より客観的である。
次の3楽章から成り、全体を通奏して11分前後の作品である。
* コン・モート - アンダンテ
* コン・モート - アダージョ
* アレグロ
楽曲構成においてことさら古典的な楽式に従うことはしておらず、弓奏による叙情的な歌と、ピッチカートによるリズミカルな曲想とが対比され、即興的に楽想が繰り広げられるなど、同時期のドビュッシーの《チェロ・ソナタ》に先行する着想が認められる。
== 関連項目 ==

* ヨセフ・スク:自国の民話に基づき、管弦楽曲の《おとぎ話》を作曲した。
* ニコライ・メトネル:ピアノ曲の《おとぎ話》を連作した。
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